
譲った側と引き継いだ側、
両方に聞く
◯◯年続いた観光牧場を、前のオーナーは第三者へ譲ることを選びました。引き継いだのは、別の土地で別の仕事をしていた方。譲る側と引き継ぐ側のそれぞれに、同じ順番で質問しています。
| 事業 | 牧場(観光・体験型) |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県 |
| 物件 | 土地・建物・設備を事業と一緒に引き継ぎ |
| 引継ぎ期間 | 約◯か月(前オーナーが並走) |
| 当社の役割 | 相手探し・条件の整理・物件の取引・引継ぎ期間の設計 |
譲った側に聞く
前オーナー|◯◯年にわたり牧場を運営
譲ることを考え始めたきっかけは何でしたか。
◯◯がきっかけでした。最初は閉じることしか頭になかったのですが、周りの人と話すうちに「誰かに続けてもらう」という選択肢があると知りました。
廃業と比べて、何が決め手になりましたか。
閉じる場合は設備の撤去や動物の行き先を全部自分で決める必要がありました。事業ごと譲れば、動物も設備もお客さんもそのまま残る。それが一番大きかったです。
相手探しで不安だったことは。
「こんな小さな牧場を引き継ぎたい人がいるのか」という点です。実際には◯◯人から問い合わせがあり、動物と地域に向き合う姿勢を基準に絞りました。
相手を決めた理由を教えてください。
何度も現地に足を運んでくれたことです。経験の有無より、動物と地域に向き合う姿勢を見ました。
引継ぎ期間はどのように過ごしましたか。
約◯か月、一緒に作業しました。朝の世話から、季節ごとの行事まで。紙に書けないことを体で伝える期間でした。
今から譲ることを考える人に、ひとこと。
元気なうちに動くことです。営業している状態で譲る方が、相手も見つかりやすく、条件も良くなります。
引き継いだ側に聞く
新オーナー|別の仕事を経て、牧場を引き継ぐ
ゼロから始める道と比べて、引き継ぐ道を選んだ理由は。
動物、設備、許可、そしてお客さん。この4つを一から揃えるには◯年かかると感じました。引き継げば、初日から営業できます。
案件を知ってから決めるまで、どのくらいかかりましたか。
約◯か月です。現地に◯回通い、冬の様子も見てから決めました。
一番迷った点は。
お金のことです。自己資金と融資のバランス、家族の生活。数字を並べて、専門家の支援を受けながら整理しました。
引継ぎ期間で、やってよかったことは。
前のオーナーと一緒に常連のお客さんに挨拶して回ったことです。「人が替わっても続く」と伝えられました。
想定と違ったことはありましたか。
季節ごとの作業の量です。引継ぎ後も前のオーナーに電話で聞ける関係を作っておいたので、乗り越えられました。
これから譲り受けを考える人に、ひとこと。
自己資金・融資・引継ぎ期間の3つを先に決めておくと、案件を見る目が定まります。
引継ぎの流れ
相談
前オーナーが当社に相談。廃業する・貸す・譲るの3案を比べる。
条件の整理
書き込み式ガイドブックで、事業の価値と譲る条件を書き出す。
相手探し
社名を伏せた概要で募集。候補者と面談・現地確認を重ねる。
契約
事業と物件の引継ぎの形を決め、契約。税務・法務は専門家と確認。
並走期間
前オーナーが約◯か月並走。引継ぎ後も相談できる関係を残す。
